泉岳寺・品川から浦賀・三崎口を結ぶ京浜急行(略称・京急)。
2000年代を学生として過ごした身としては、京急の電車が発車する時に発する独特のモーター音は印象的だ。
通称・ドレミファインバーター。
音程は「ファソラシドレミファソ~」に近いらしいですが、
雨が降ったりするとインバーターが空転して変な音階になったりするとのこと。
普段乗っていたわけではないので、ここらへんの違いはよく分かりませんが…。
最近この京急に乗る機会があったのですが、
乗った時にドレミファインバーターが聞こえたのは、向こう岸のホームから発車した快特三崎口行きの電車のみ。
ドレミファ車両、もっと頻繁に使われていませんでしたっけ?
鉄道にはあまり詳しくないのですが調べてみたところ、
このドレミファインバーターが使用されているのは、2100系と、新1000系の一次車・二次車のみで、
新1000系は、三次車以降現在の六次車まで違う装置を使っているそうで、
2100系も今後インバーターを変えるべく動き出す?とのこと。
どんどんドレミファインバーター搭載車両が消えていっている、ということですよね。
くるりの「赤い電車」の歌詞にも出てきた、ファソラシドレミファソ~の歌い出す車両。
個人的には聞けなくなるのは寂しいです。
その音は、京急に乗って出かけた今までの思い出と一緒に刻まれているから、
音自身が、抱きしめたくなるほど懐かしく愛おしいのです。
どうか、まだまだドレミファインバーター搭載車両が現役でいられるよう…
◆参考ページ◆
http://www.trainmotorsound.com/keikyu.html
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101028/dms1010281925026-n1.htm