ひとつ言っておきます。
地ビールの定義って何ですか?
この天狗ビール、作られている所が埼玉県入間郡。
全然地元ではあらず。
地元でとれたものを原材料を使っているわけではないですし、
なぜ「地ビール」とうたっているのか…
さっそくグーグル先生に教えを乞い、
このホームページに辿り着きました。
http://goodbeer.jp/university/lecture01.html
要するに、お酒に関する法律で、小口の製造数でもビールが作られるようになり、
その昔の基準の製造量に満たなかった、小さなビール会社が作るビールのこと、ということのようです。
その土地で作られている、ということは基準ではないようで。
しかしながら、「地酒」に対する「地ビール」という言葉の定義の仕方でしたら、
この下北の天狗ビールは、地ビールに反しています。
この天狗ビール登場の由来が映画タイアップ(男はソレを我慢できない/2006年7月)だったこともあり、
地元の企業ではなく、有名な地ビール会社に製作を依頼したのでしょうね。
それが入間にある会社だった、ということだったのかと思います。
ニュースソース:下北沢経済新聞 http://shimokita.keizai.biz/headline/15/
「男はソレを我慢できない」公式ブログ記事より http://blog.excite.co.jp/otoko-sore/4726126/
正確な地ビールではないにしても、
発売から4年経過してもなお下北沢で飲むことができるということは、
地元に慣れ親しまれたビールとして、地ビールの称号をあげてもいいのかもしれません。
ただ、下北沢に何回も行ったことがあるにもかかわらず、今まで全く知りませんでしたがね…。
慣れ親しまれているのか、知名度があるのかは、よく分かりません…。
しかし、毎年下北沢で行なわれる「天狗祭り」には欠かせないようで、
この祭りにあわせて地元のお店で入荷して販売したりしているようですね。
(調査不足なので違うかもしれません・要確認)
映画がきっかけで地元が逆に商品を地域の盛り上げのために使うって、
なんだか面白い話で興味が湧きました。
すごいなぁ。
味はさっぱりとしていて美味しかったです。
地ビールっぽい味。
(ビールの味の区別がわからないので、うまく表現できませんが、
なんといいますか、飲みやすかったです、はい)
最後に、
賞味期限が自分の誕生日で、
そんな、ちょっとどうでもいいおはなし。