2010年10月8日

突然変異のラッキー白髪(3日坊主87巡目-3)

変なところに白い毛、生えていませんか。




自分は生えてます。


左腕の、手首から10cm程度はなれたところに、


突如あらわれます。




自分の中では、通称“ラッキー白髪”


突然変異したかのように、1本だけ白く長く伸びる。


昔から、この毛が生えていると縁起が良く、いいことがあると言われていたので、


自分も例に漏れず、抜かずに大切に生やしていました。



photo:01



幼少期は、学校の授業中に


この長い毛を観察するのが大好きで大好きで、


筆箱の中に定規が入っているのはこのラッキー白髪の長さを計るためだった、


と言っても過言でないくらい、定時観測を試みていました。




最大何cmまで伸びたのか、今ではもう思い出せませんでしたが、


5cm~7cm程度だったでしょうか、頑張って生やしていました。




なくなる時は突然で、


いつの間にか抜けていたり、


切れてしまっていたりで。


せっかくの伸長記録が途絶えてしまって嘆いていたりもしましたが、


なくなっても、僕の期待を裏切ることなくしっかりと生えてきてくれるので、


安心して毎日眺めていました。




正確には、先日までそんなことをすっかり忘れていて、


ラッキー白髪の存在すら頭から抜けていたのですが、


久々に再会した友人のあご付近?に長いラッキー白髪を発見、


そんな長い毛の話になり…


「あっ!!」


そういえば、自分も生えていた!!と思い出したのです。




そう、思春期を迎えれば、誰もが腕の毛をカミソリで剃ったりしてしまうでしょう。


最初の方はラッキー白髪は剃らぬよう、気をつけながら剃っていたのですが、


そのうち誤って剃ってしまい、


どこから生えていたのかすっかり忘れ、見つけることができなくなり、


そのうち記憶から消えてしまった…という流れなのでした。




そんなラッキー白髪なものですから、


もうなくなってしまったかもしれない。


あんなに愛でていた白髪だったのに、


知らないうちに忘れてしまい、知らないうちに消えていた…


そんな悲しい別れ方、嫌だ!!と思い、


必死に探したところ…




ありました。


あったのです。


やや太めの、白い毛が。


申し訳なさそうに、短く、ひっそりと生えていたのです。




久々の再会!




いやぁ、嬉しかったものです。


もう忘れまい、君の存在を。




…前置きが長くなりましたが、


この「ラッキー白髪」、


正式には「宝毛」「福毛」「仙人毛」などというそうで(言い方が様々ある)。

太もも、あご、眉毛、ほほなど色々な所から生えるらしいです。


5~10センチの長さのようで、


人に見せてはいけない、なんていう言い伝えもあるようです。




http://www.freeml.com/wefree/know/white/




仏様にも長い毛があるから縁起がいい、ということのようですが、


なぜ人に見せてはいけないのでしょう…


寝ているときの夢を語ったら正夢にならない、というのと同じ原理でしょうか…




とりあえず、


ラッキー白髪を思い出し、再会できたのも何かの縁。


これを機に再度伸ばしてみようと思います。


何センチになるかな…。


この結果はまたブログにてご報告いたします。


乞うご期待。