2010年10月5日

記憶の限界に向き合いつつ(3日坊主86巡目ー3)

「抜け穴の会議室 ~Room No.0002~」先行予約の案内がきました。
…ニヤリ。

http://www.parco-play.com/web/page/information/nukeana/
「抜け穴の会議室 ~Room No.0002~」
公演日程 2010年12月18日(土)~2010年12月31日(金)

佐々木蔵之介×大杉漣の二人芝居です。

前回のRoom No.0001的立場だった「抜け穴の会議室」(佐々木蔵之介×仲村トオル)は本当に素晴らしく、
なさそうでありそうな世界の描かれた、現実なのか現実でないのか曖昧になりながら観劇するあの瞬間が大好きで大好きでたまりませんでした。
要するに、脚本・演出の前川知大さんが大好きということなのですが…

しかしながら、
人間の記憶力というものは本当に曖昧なもので…
前回のストーリーが全く思い出せないのであります。

WEBで検索しながら、やっと"輪廻"がテーマで、前世と来世の間の世界(=抜け穴の会議室?)にいる2人のストーリーということを思い出したのですが、
それよりも当時あんなに絶賛していた自分が全く覚えていなかったということがショックでたまりません。

やはり当時思っていたことというのはどんどん思いが薄れたり、風化していってしまうもので、
だからこそ写真やブログや日記にしっかりと克明に記録していきたいなぁ、と思うのです。

今この瞬間を忘れていくのが怖いよ。

なんてことを思いながら、
一度忘れた事を思いだしたら(リ・インプット)この記憶はシナプスが強力に結びつき、忘れにくいものになるといわれている(はず)ので、
WEBというメディアツールに助けられたと思いながら、
もう絶対に忘れまい!と心に誓うのでした。
要するに、現代に生きているんだから、忘れたって何度でも何度でも思い出せばいいんだ、ということなんですが…
そう自分にいい聞かせながらも、怖いもんは怖いんです。
もう少し自分の中で咀嚼が必要な原理を曖昧に書いてみました、ということで…

「抜け穴の会議室」自体も、
そんな前世の記憶を忘れた2人が実際前世で、前々世でどんな繋がりがあったのか、思いだしていくストーリーなので、
楽しみにしています。