2010年10月3日

やはり、本当はいいやつ、ファン太郎(3日坊主86巡目ー1)

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朝青龍の断髪式・引退相撲を見に行きました。

朝青龍の引退についてどう思ったかは、
ここで語りたくはありません。
ここで語りたいのは、朝青龍とメディアの関係性。

断髪式に沢山の著名人が来ていたけれど、
その中に、デーブスペクター、みのもんた、恵俊彰、宮根誠司などがいましたね。
彼ら…皆看板番組のキャスター・司会・レポーターをやっている。
サンデージャポン、朝ズバッ、ひるおび、ミヤネ屋などなど…。
これは番組で自分の引退相撲を取り上げてもらうための仕込み?とも思えるような、
はたまた、これまで様々な取材の応酬を彼らと繰り広げてきたからゆえの、仲良く?なった結果とも思えるような、
どちらかだと思うのですが、
こんなにもテレビのニュースに関わる人が多いと、
彼のメディア対応の大変さと、巧妙さが伺えます。

朝青龍は、メディアを散々騒がせてきたけど、
彼はメディアの使い方が下手だったのではなくて、角界一うまかったんだと思います。

たまに失敗してしまって、謹慎やら大きなことになってしまったこともあるけれど…
基本、自分が外国人横綱だというポジションも知っていて、
ヒール横綱という地位を選んで演じていた気がする。

マスコミは騒ぐし、
自分の方についてきてくれるし、
相撲ネタが尽きないことになるし。
朝青龍なりに盛り上げようとしていたんだと思うんですよね。
ちょっとばかし、不器用だったけれども。

今日の朝青龍、潔かった。
メディアを恨むことなく、全てを受け入れ、晴れ晴れしい表情。
朝青龍は海より深くて大きい男だ、と思いました。

眠いので、中途半端ですがおわり