2010年10月27日

久々に読書感想文:松尾 スズキ「同姓同名小説」(3日坊主94巡目-1)

久々に本を読みきりました。

同姓同名小説 (新潮文庫)/松尾 スズキ
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田代まさしが3回目に逮捕された頃に、

図書館で「田代まさし」と検索したらこの本がヒットしたので、

読んでみた次第です。


田代まさしをはじめ、

みのもんたや川島なお美、ピンクレディー、小泉孝太郎、荻野目洋子&慶子、モーニング娘など、

同姓同名の人が出てきます(性格もそっくり)。

主人公はそっくりさん本人だったり、松尾スズキっぽい人だったり、第3者だったり。

ギャグ短編集のようなものでした。


感想としては…

「ここまで妄想だけで話ができちゃうその才能に感服」

といったところでしょうか。


頭の中でキャラが勝手に動き出して、

1篇話ができてしまう、ということですもんね。

やはり天才なんだなぁ…。


ちなみに、田代まさしの話は

途中から松尾スズキの半狂乱的文章にかわり、

未完成に終わっていました。

消化不良…


やはり松尾スズキという方には脱帽です。