沖縄土産に、会社にオリオンビールを買ってきました。
そうしたら、上司からガッカリな一言が。
「東京でも買えるよねー」
…。
暑い中、重い思いをして会社までわざわざ運んできた自分の苦労は何だったんだろうか…
悔しくて悔しくてたまらなかったので、
本当に東京でオリオンビールが売られているのかを含め、
東京で売っていることについて詳細を調べてみました。
まず、
「オリオンビール」とみんなから親しまれているものは、
正式には「オリオンドラフトビール」という名前であること。
オリオンビールというのは会社の名前なんですね。
次に、オリオンドラフトというのは沖縄限定で販売されているということ。
オリオンビールのホームページに「販売代理店」というページがあり、
それには沖縄県と一部の海外の店舗しか書かれていません。
ということは、オリオンビールはやはり沖縄独特のものなんだ!ということになります。
しかしながら、東京や全国でもオリオンビールをみかける理由があるのです。
それは、
アサヒビールから「アサヒオリオンドラフト」という商品が発売されているから。
2002年8月に、アサヒビールとオリオンビールが業務提携し、
アサヒビールがオリオンドラフトの沖縄以外での販売権を取得したそうです。
そして、同年11月に、全国に向けて「アサヒ オリオンドラフト」が販売開始された、とのことです。
沖縄以外で発売されてる、この「アサヒ オリオンドラフト」も、
オリオンビールが製造委託されていて、
沖縄県の工場にて作られているようです。
アサヒビールのプレスリリースに載ってました。
http://www.asahibeer.co.jp/news/2002/0917.html
「アサヒ オリオンドラフト」初出荷式の模様も発見しました。
http://www.beerbreak.jp/vol50/special1.html
全国で飲めることでシェアを伸ばせるし知名度もぐんと上げることができるし、
いい事だらけだとは思うのですがね、
プレミアム感はなくなってしまいますよね…………
残念。
まぁそれは観光客のただのワガママですし、
全国のオリオンビール愛好者にとって良いことであるなら、
これ幸いなことではございませんので、
批判する由はまったくありません。
でも悔しいので、
何かしら東京で買えるものと違いがないかな、と思い
血眼になって探しましたら、1点ありました。
パッケージに「Asahi」と書いてあるかいないか。
…ただそれだけですけど。
落ち込むなぁ。
それでも、オリオンビールでは限定パッケージデザインを販売していることもあるようですし、
(今夏はエイサーデザインというのがあるらしい)
それなりにプレミア感を感じさせる演出はしてくれているようですので、
沖縄土産にはオリオンビール!ということを、
わたくしは声高に主張していきたいと思います。
…まだまだ落ち込みは消えそうにもありませんが。
◆オリオンビール「オリオンドラフトビール」
http://www.orionbeer.co.jp/brand/draft/index.html
◆アサヒビール「アサヒオリオンドラフト」
http://www.asahibeer.co.jp/products/beer/orion/