2010年8月11日

映画「ゴールデンスランバー」感想(3日坊主68巡目ー2)

8月の毎週火曜日は、堺雅人に癒される日と勝手に制定したので、
「ゴールデンスランバー」レンタルして見ました。

セル版のジャケットデザインはすごくかっこ良いですね。
勢いとプレミアム感があります。
洗練されている。

ストーリーとしては、
「とにかく逃げる」
裏の大きな力により、首相暗殺の容疑罪をきせられてしまった青柳(堺雅人)が、逮捕されないよう警察からにげるというもの。

恐かったー。
最初はもうハラハラものですよ。
友達の家に警官が押し寄せたり、盗聴されていたり。
「皆信じちゃダメ!!」
と思ってた。

あと、ここでもマスコミの情報操作が。
犯人と決め付けた後の報道の仕方に腹が立った。
どこまででもマスコミは嘘を信じ込ませる事ができる。
現代の闇です。

でもそのうち、青柳は言い出すの。
「唯一の武器は信じることだ」
すごいなぁ~と思って。
人と人との繋がりが逃亡劇を助けていくの。
そこには学生時代の恋人が深く関わってきたり…(竹内結子)
なんというか、ファンタジー。
こんなに人が暖かいなんて。

そんな感じで、堺雅人は
ものすごく逃げてましたし、追われてましたし、
危機感満載でした。
男としては平凡なだめーんずの役でした。

今、どんなCDショップに行ってもDVDコーナーで大きくあつかわれているんだよね。
世間からも要注目作品とされているのがうれしい。
エンドロールを見たら、TSUTAYAは製作委員会に入っているみたいだったから、大きく扱うのは当たり前かもしれないけど。

フィッシュストーリーもアヒルと鴨のコインロッカーも見てないけど、
伊坂幸太郎作品てーのは、こう、伏線出して過去との繋がりが現代において繋がったりするんですね。
それが見ていてスカッとする瞬間。
紐が一つに繋がると、嬉しいですよね。

次作は何なんだろう、楽しみになりました!