2010年3月14日

歌舞伎座3月お名残公演第3部(3日坊主17巡目-2)

なんつーか。
盛り上がりに欠けました…

菅原伝授手習鑑のうち、『道明寺』って、仁左衛門演じる菅原道真(菅宰相)はカッコイイけど、玉三郎がおばあちゃん役だし、話的に親子の別れだし、おばあちゃんの実の子供死んじゃうし…
お名残公演の冠がつく割にはちょっと華がない。
まぁ初めて観た演目だったので、勉強にはなりました~!


『石橋』という松羽目物で天王寺屋親子の舞踊もあり。
この演目で尾上松緑が出てくるんだけど…
ツートンの装束着てるの。

あれ…ツートンといえば…
相撲の行司の式守与太夫じゃね?!

最近はみかけないけど式守与太夫という十両の取組で見かける行司さんはよくツートンの装束を着て、ネットで物議をかもされているのでした。
そんなツートン装束を歌舞伎でも普通に着るとは~!
…なんつーか繋がりを感じました。


しかも、ツートン装束を着ていた松緑は、昔は三之助のひとり、辰之助を名乗っていて。
式守与太夫も三太夫のひとりでしょ?

歌舞伎の三之助でも、相撲の三太夫でも、
ツートン着るキャラっていうのがいるかと思うと…


ぷぷぷ


…なんつーか繋がりを感じました。