- 現代のマーケティング勉強のため↓の本を読みました。
- 「自分ごと」だと人は動く/博報堂DYグループエンゲージメント研究会
- ¥1,575
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自分にとっかかりがないと、CMとか見ても全然気にかからないなぁ~と、
私もちょうど思っていたところだったので、
この本を図書館で見つけたときに、この本が「自分ごと」に思えて、即借りました。
内容は、博報堂の研究発表みたいな感じ。
インターネットの普及した昨今生活者(われわれ一般市民のこと)テレビなどの大衆メディアの影響力は弱まり、
自らがブログで情報を発信したり
個人が作っているHPやクチコミサイトなどから情報を得ることも多くなってきた、ということ。
それを生活者主導社会(TM)と呼び、
どうすれば生活者の心に商品がひっかかるのか?!ということを問い詰めたところ、
ひとつの結論にたどりついた、とのこと。
それが、「エンゲージメント・リング(TM)」
商品について「他人事」じゃなくて、「自分ごと」として捉えてもらおう、とする試み。
商品を購入しそうな人をターゲティングして攻めるという考え自体が古いんだって!(それにビックリしたmorio…)
生活者の生活スタイルもさまざまなんだから、
一方的に決め付けることもできないし、
スタイルの1つにアプローチしても狭い狭い、ということ。
だから、「自分ごと」としてささってもらえるように、
自分の体験として無理矢理商品の世界に引き込んでしまおう!というような宣伝方法がエンゲージメント・リング。
(説明が下手やな~!)
エンゲージ=約束
リング=輪
SNSなど、人が集まるハコを作って、
そこでみんなで体験して(=自分ごと)、
楽しんでもらいながらその商品を使ってもらったり、商品に対しての好感度をあげてもらう、
ということらしいです。
難しいね~~~
↓のページに詳細が載ってます。博報堂のページです。
http://www.hakuhodo.co.jp/business/planning/
だから~要するに博報堂の研究結果がどんなにすごいか、が分かる本でした。
現代は大衆社会でも分衆社会でもなく、『網衆(もうしゅう)』の社会なんだって!
(ネットの影響により趣味嗜好が網のようにちりぢりな社会)
まずそこにビックリでしょー、
テレビや雑誌などの広告で同じ言葉を使い、大量に広告露出をして、頭にすりこませるようにする宣伝手法も古いということにも驚きました。
だから上司は「ワクワクさせるような仕組みをつくれ」って何度も言ってたんだな~~~
ちゃんと上司は「自分ごと」のしくみを分かっていたわけです。
ちょっとだけ見直しました(笑)
そんなことで、もっともっと商品が売れる仕組みを、
部署間の壁を乗り越えてみんなで考えないとなぁ~と思うわけです。
がんばろう。
てかこんなこと書いてるけど、morioは敏腕宣伝マン目指してるわけじゃないのよ。
今は落語と相撲史を学びたいです。
おわり。