川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは
開館1周年、
ドラえもんは生誕100年前となります。
この節目の年を記念して、
駅からミュージアムまでの道のりにある銅像が3つ増設されることになりました。
↑ 既に設置されている6体のうちの2体。
これまでも銅像は
登戸駅・向ケ丘遊園駅・宿河原駅と、向ケ丘遊園からミュージアムまで歩く道に計6体ありました。
今回の増設で9体となり、駅から探索するのがますます楽しくなります。
そんな銅像が公になる前の姿を、
いち早くキャッチしてきました。
◇ドラミちゃん像
登戸駅前、交番の横に設置。
予想に反して、今あるドラえもんのモニュメントとは違う位置の設置でした。
駅からのシャトルバス乗り場に近いので、一番目に触れる機会の多い銅像になりそうです。
◇モンガー&ゴンスケ
21エモンに出演しているキャラクター。
宿河原駅からミュージアムへ歩く道すがら、橋の端にあります。
9体の銅像の中では一番知名度が低いキャラクターかもしれません。
しかし、その分、貴重な銅像になるかと思います。
民家の隣なので、撮影の際にはお気遣いを。
◇チンプイ
向ヶ丘遊園駅から歩く道の途中に設置されます。
完成すると、9体の銅像の中でミュージアムから一番近い場所の銅像となります。
向ヶ丘遊園駅からの徒歩コースには銅像が一番多く存在しているので、
写真撮影のしがいが一番あるのは、向ヶ丘遊園駅からの徒歩コースです。
恐らくこの3体のモニュメントの披露は、ドラえもん生誕100年前の9月3日。
それまでは、この黄色や白のヴェールをかぶった状態でいるのだと思います。
なんとシュールな。
ということで、いち早くお伝えしたがゆえにまだ全貌が明らかになっていない、
中途半端なレポートでした。
<余談>
それにしても、
なぜここまで駅からの道のりに力を注ぐのか…
それは恐らく、川崎市には向ヶ丘遊園の閉園の恐怖があったと思うんです。
(持論なので、以下、間違いもあるのかもしれません)
藤子・F・不二雄ミュージアムは、向ヶ丘遊園の跡地のすぐ近く。
当時向ヶ丘遊園に行く人達は向ヶ丘遊園駅からのモノレールを使っていたんです。
しかし、モノレールの老朽化に伴いモノレールは廃止。
向ヶ丘遊園までの道のりは、
徒歩か、向ヶ丘遊園駅から1時間に2本程度しかないバスで行くしかなくなってしまったのです。
不便極まりない…。
遊園地の人気ももともと低迷していたこともありますが、
それをきっかけに恐らく来園者がまた減ったのでしょう。
遊園地は閉園という結論を迫られ、2002年に閉園となりました。
旧向ヶ丘遊園の場所にミュージアムを建てるのであれば、
アクセスの利便性・苦にならない方法を考えなければならない―
そう思って、川崎市は、駅からの徒歩が楽しくなるように、
各地点に銅像やキャラクターを使った案内板を設置し、
登戸駅からのシャトルバスにも工夫をこらして、
駅からの道のりが楽しくなるよう演出しているのだと思います。
これであれば、逆に積極的に歩きたくなりますね。
だから、
各駅からはちょっと遠いですが、
面白い工夫がいっぱい凝らしてあるので、
これをきっかけにぜひ色々な方法でミュージアムに足を運んでもらいたい、
そう思います。
<参照>
[川崎市報道発表資料] キャラクターモニュメントの増設(PDFデータです)
http://www.city.kawasaki.jp/press/info20120719_5/item11470.pdf
ちょっと気になるドラえもん最新情報
1周年記念!周辺駅から「藤子・F・不二雄ミュージアム」までの道のりに銅像を増設
http://blog.goo.ne.jp/fujiko_f_toshio/e/687e71bb62c4016623120c72cd79ed50
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