2013年8月30日

大人の社会科見学で酔っちまいな!サッポロビール北海道工場の見学にいってきた


2週間ぐらい前のことなのですが…
旅行のために北海道に上陸しました際、せっかくなので
サッポロビール北海道工場を見学してきました!

◆北海道工場 | サッポロを知る | サッポロビール
http://www.sapporobeer.jp/brewery/hokkaido/kengaku/index.html

事前予約制なので、必ず電話(011-748-1876)で予約をしましょう。


新千歳空港駅と札幌駅のあいだに、サッポロビール庭園駅というところがあります。
駅名になってるなんて、すごいぜサッポロビールさん…

これが駅。
……………駅?!

駅のすぐ隣が工場でした。
電車より車でいらっしゃる方のほうが多いんだろうなぁ。


事前に電話で予約をし、10分前までに受付で手続きを終えます。
ロッカーもあるので大きなスーツケースも置いて見学することができました。

見学コースの入口まではシャトルバスで向かいます。
このバスが…

ジョッキの手すり!
胸をうたれました。
何これかわいい!

残念ながらこの日は瓶ビールのラインは稼働していませんでした。
でも缶の製造工程は見られるわけですね、わーい!


着きました、こちらが見学コースの入口。
いってきます!


途中で瓶ケースの山が見えました!

た…高い!これも芸術や!かっけー!
説明そっちのけで、一気にテンションがあがりました。

さて、内部に入り詳しい説明をききます。

サッポロ北海道工場のビールは、
恵庭岳/支笏湖水源で製造されているそうです。
地元の水を使ってるんですね。
ちなみに黒ラベルとクラシックの2種類。

次に使用している麦の話。
どれくらいの大麦を使ってるの、ということで、
実際の大麦のサンプルを見せてもらいました。

黒ラベル350ml1缶つくるのに大麦は50本。
この写真のケースにも50本が入っています。
ビール専用の「旨さ長持ち麦芽」をつかってるとのことです。

ホップはファインホップアロマといいホップを使っているそうです。
いいにおいがしました。

ここからは製造工程の説明です。
まずは麦ジュースづくり。
この時点ではおいしくないみたいです…


それを発酵タンクにいれます。
この工場には16本の発酵タンクが!
酵母をいれて7~10日、若ビールといわれるものをつくります。
麦汁の糖分がアルコールと炭酸ガスに分解されるんですって。
奥にあるのがタンクです。

その後、若ビールを熟成タンクにいれ、
1ヶ月程度低温熟成させます。
すると、濁っていた若ビールがきれいになります。

そのあとろ過をしてから、
缶やビンにいれる作業がはじまります。

ここからは写真撮影禁止だったので言葉だけでの説明で…


まずは、缶ビール。
缶飲料って、上の蓋の部分が分離されていて、後から付けるものなんですね。

「缶フィラー」という機械でビールが詰められ、
「シーマー」という機械でふたをします。

そのあと缶を常温までもどします。
せっかく冷やしたビールなのに、と思いがちですが、
結露して箱がやぶれたりしないように、とのことらしいです。

箱詰めの工程が終われば完成です!


次にビンビールですが、
こちらのラインは本日お休みでしたので、ビデオ映像にてお勉強しました。

ビンはリサイクルです。
まず、使われたビンが洗ってラベルはがされます。

次に検査。
キズがついているなど、再利用不可能なビンは
砕いて新たにビンを作りなおすそうです。

そしてビンにビールを詰め、王冠で蓋をします。

ここで豆知識。
王冠のギザギザは世界共通で21個なんですって!
え、もしかして一般常識…?!

ビンは、缶とは違い、最後に目で検査します。

そして、ラベルはり。
ケース入れ。
終了!といった流れです。


以上、分かる範囲で作りかたを書かせていただきましたが、
詳しくはココみたほうが真面目にお勉強できますね。
http://www.sapporobeer.jp/brewery/beer/index.html


ビールのお勉強をたっぷりしてからは
目玉のビール試飲ですよ。
1人2杯まで飲めます。
サッポロビールの北海道工場で作っている
「黒ラベル」と「クラシック」を1杯ずついただくのがオーソドックスのようです。
運転者やお子様のために、ノンアルコールビールやジュースも用意されています。

まだお昼だったので、自分は2杯とも半分の量だけ飲みました!

おつまみスナックとチーズ付き。
嬉しいですね!
ちなみにおみやげとしてこちらも販売されています。

ビールの味の違いは、こんな感じ。
クラシックのほうがホップの味がしました。
軽いというか、淡いというか、キレというか…。
黒ラベルのほうが麦っぽいというか…。
実は黒ラベルの方が好きでした(笑)

缶ビールの美味しい注ぎ方も伝授してもらいました。
(この注ぎ方の説明は割愛します)

ビールはグラスに入れることを前提に作られているので
グラスに入れるときに泡立てて炭酸をある程度抜けさせたほうが
まろやかな味になるそうです。
直接缶で飲まずに、グラスに入れてね!
とのことでした。

おみやげ屋として、
さきほど書きましたおつまみや、缶ビール、北海道のメジャーなお菓子、
サッポロ特製のビールグラスの販売もされていました。

そんなこんなで、1時間の工場見学が終了。
電車の時間にあわせて、せっせと工場をあとにしました。

感想としましては…
とってもお勉強になりました!
実は8年前ぐらいにとあるビール工場に見学に行ったことがあったんですが…
当時ビールにほとんど興味のなかった私は、
まったく製造方法を覚えていませんでした。

やっぱり興味のあるものをお勉強するのは楽しいし身になりますね。
そしてお勉強後のビールも最高。
へべれけで札幌市内へと向かうのでした◎

というわけでレポートを終わらせていただきます。
お付き合いありがとうございました!