本日、タワーレコード新宿に行きました。
星野源「ばかのうた」がモニター付きの大きな什器で展開中。
(しかも展開ディスプレイには本人のサイン入り!6/23にご来店されたらしい)
店内BGMも「ばかのうた」でした。
そ・こ・で・耳にしたのは、
2008年の舞台「女教師は二度抱かれた」の中で、物語の最後に歌われた曲の一節、
「くりかえそう」
だった。
だけどそれでも繰り返そう しょぼくれながら繰り返そう
劇中ではそんな内容の歌だったと思うのだが、
よく覚えていない。
メロディだけがリアルに思い出せるので、
曲を聴いてすぐ分かった。
「ばかのうた」はSAKEROCKのリーダー・星野源が
ソロデビューした記念すべき1stアルバム。
(しかもメジャーメーカーのビクターから発売!!!SAKEROCKはインディーズなのに!!)
もとはというと自主制作で「ばかのうた」というCDを作っていたらしい。
その表題曲をそのまま今回のアルバムの名前にしてしまったのですね。
SAKEROCKの際にinstrumentalで演奏される「穴を掘る」「老夫婦」や、
すでにCDフォトブックとして世に出されている曲「ばらばら」「ばかのうた」(穴を掘るもここに入っている)も収録。
個人的にはSAKEROCKの曲を歌詞付きで聴きたい、そんな思いがありましたが、
歌を歌うのはあまり好きではないとおっしゃっていたリーダー・星野源が、
「我が我が」と自我をアピールするかのようにソロデビューしたことにやや抵抗があり、
購入するまでには至らないのでした。
だけれども、
「ばかのうた」全15曲の中に、新曲としてこの「くりかえそう」の曲が入っていると知ってしまうと・・・
2008年夏、「女教師は二度抱かれた」上演。
なんとなく悲しくなりながら胸を打たれながら観劇した思い出が蘇える・・・。
だから、「くりかえそう」の歌を聴くと、あの舞台を懐かしむことができるのです。
だからこそ、ほしくなる、「ばかのうた」。
しかし、
個人的には、自分を全面に押し出すのがあまり好きでなさそうな星野源が、
自分の写真をジャケットに使用しているところが、違和感なのです。
(しかも星野源にしてはだいぶ着飾っている…)
本当にこんなことやりたかったのかな~~~なんて・・・。
出来ればジャケットは大原大次郎さんのイラストだけにしてほしかった。
その方が雰囲気出るし・・・。
「ばかのうた」、ほしくなるのだけれど、
ちょっとmorioとしてはこんな星野源を見ているのが恥ずかしくて、この商品を手に取れないのです。
配信があったら、その曲だけダウンロードしようとも思ったのですが、
残念ながら配信はリード曲「くせのうた」のみのようで。
世の中うまくいきませんねー。
…で、何が言いたいかというと、
「くりかえそう」の歌にまた出会えて、嬉しかったということ。
(今まで全くそんなこと言っていなかったが、結局はこれが一番の本日のテーマなのです)
そして、その歌をもっとゆっくり聴いて、歌との再会をゆっくり聞き味わいたい、ということ。
この曲を世に出してくれた星野源さんにありがとうと言いたいこと。
そんなところです。
近々、
レンタルで取り扱うお店を探そうと思います。
※星野源さんの今回のCD発売に関わるインタビューは全く読んでいないので、
書いていることに間違いも多いかもしれません。ご了承ください。