とあるイベントの打ち上げにて。
「なんかあんまり知り合いもいないし、話しかけられないし、どうしよっかなぁ~」
と思っているところに。
となりの男性に肩を叩かれ、いきなり口からトランプを出してきました。
おおおおおおぉぉぉぉ~~~~!!!
びっくりしたmorioは彼から繰り出される手品の数々を食い入るように見つめ、
次第に退屈していたことを忘れていったのでした。
人を面白がらせる、人に元気を与える、人の心を動かす、
そんな人になりたいと思いエンタメ業界に就いたmorioは、
密かにマジックへの憧れを心に抱いていました・・・
最近、金欠になりつつあるので、会社の近くの図書館をよく利用するようになったのですが、
そこで見つけた運命の1冊。
- マギーの超特撰小ネタ手品32―これでみーんな幸せになれちゃいますからねぇー/マギー司郎
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
えぇ。
なんつーか。
マジックというより、ほんとうに小ネタで…
みかんに親指を突っ込んで、「浮いてます!!」とか、そんなんが多いんです。
でも、自分がこの本を読み始めた日が、とても落ち込んでいる日で。
「寂しいときに行う手品」というのが出だしから載っていて、
それを見てくっだらね~!と思うとともに、
「マギーさんにも寂しい時はあるんだ~」
と、マギーさんの人間らしさに共感してしまい、
思わずmorioは泣き出してしまったのです。
マギーさんは、ほんとうに、些細なことで幸せを見つける名人。
やはり、マギーさんも、人を傷つけないみんなを幸せにできる手品をし続けたいっておっしゃっていて
そういう点をすごく尊敬しました。
人生における先生は「週刊文春」にいっぱいいる、と思っていたのですが、
また一人、違うところで見つけましたよ。
まさか、マギーさんだとは・・・
そんなマギーさんのこの本から、
ひとつだけ手品を覚えました。
ティッシュが消える手品です。
知人の前でやったらマンマと引っかかってくれました。
ざまぁみやがれ~!
次は、打ち上げで出会った男性が行なっていた「口からトランプを出すマジック」を解明するため、
ふじいあきら先生の研究にとりかかろうと思ってます。
自分も人も幸せに出来る。
そんなエンターテイナーになりたいものです。
かしこ