2013年5月1日

日本相撲協会公式ソング「RIKISHI-MAN」がガチでカッコイイ。



風男塾の歌う日本相撲協会の公式ソング「RIKISHI-MAN」を聞きました。

おすもうファンの中ではあんまりいい評価は聞いていなかったのですが、
youtubeで聞いてビックリ。
悪くない。というか、カッコイイ。

第1にとても口ずさみやすいこと。
→国技館で外国人のおすもうファンやお子様が歌っている様子が浮かびました。
第2にサビが日本でも外国でも通用するノリであること。
→むしろ海外でも受け入れられると思いました。
 アイドル×相撲というジャパニーズカルチャーとして。
第3におすもうファンが喜ぶような単語が多いこと。
→床山、呼出し、赤房、白房、徳俵などわりとコアな単語も入ってます。
 にわかな曲ではない感じがします。
 さすが、おすもうファンのはなわ氏の作詞。

試しに、「風男塾」「アイドル」という肩書きを取っ払って、
ただ聞いてみてください。
テンポいいし、外国にありそうだし、すっごくカッコよくないですか?
(風男塾が悪いとか、アイドルが悪いとか、そういう意味でなくて、
第一印象がそこから入ってしまうと偏見を持ってしまうと思ったので…)

アイドルのキャピキャピした感じがなく、冷やかしでなくガチなところが、
おすもうファンとして好感持てます。
(もちろん、アイドルが嫌いなわけではないです!
キャピキャピした歌も大好きですが、おすもうにはガチなほうがあう、ということです)

最初、風男塾が日本相撲協会公式ソングを歌う、というニュースを知った時は、
日本相撲協会はどこをターゲットにしてどういう施策をしたいんだろう?
ブレブレだなぁと感じました。
風男塾は男性よりも女性ファンが多いので、あまりにもファン層がかぶらない、と。
風男塾のファン層の女性は力士に萌えを感じないと思いますし…

しかしこの施策には、はなわ氏の存在がありました。
 風男塾はピン芸人はなわ(36)がプロデュースする男装女子8人組で、かつてはスザンヌ(26)が所属していた。そんなアイドルグループの“第三極”が国技の公認歌をゲットした“決まり手”は2つある。まずは、はなわの存在だ。
「はなわは芸能界屈指の好角家。九州場所でゲスト解説を務めたり、武蔵丸の断髪式に呼ばれたり、白鵬とも親交があったりする。相撲人気低迷に頭を悩ませていたはなわは昨年、相撲の応援歌を作った。今年に入り相撲協会を自ら3度も訪ね直談判し、『どうしても相撲を応援したいんです!』と熱弁を振るい、協会を口説き落とした」(芸能関係者)
 もう一つは、風男塾の“宝塚歌劇団的”な特性だ。
「AKBなどと風男塾が決定的に違う点はファン層。男性ファンの多い前者と比べ、風男塾は10代女性ファンが8割と圧倒的。若い女性ファンも取り込みたい協会側は“風男塾でイケる”と踏んだ格好だ。加えて、その楽曲はアイドルソングというより、もともと応援ソングが多かった」(音楽関係者)

相撲協会公認ソング AKB、ももクロでなくなぜ風男塾? | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 h1ttp://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/137070/ より引用
 
はなわ氏が熱い想いでこの曲を作ったんだなぁ、と、
会見の映像を見てやっと分かりました。

個人的にはこの音楽関係者の意見と自分の推測は正反対で
日本相撲協会さんは、
アイドルだから男性ファンが多いだろうという間違った認識をしていたのでは。
まずは若い男性ファンを取り込めるのでは?と思っていたのではないかと思ってます。

それと、
ももいろクローバーとプロレスの関係性のように、
風男塾とおすもうも、がぶりよつの関係になりたかったのではないかと思います。

いずれにせよ歌がいいので、
ちゃんと相撲ファンにも受け入れられるといいなぁ、と、
相撲ファンである前にいち音楽ファンとして、そう願います。



RIKISHI-MAN
作詞:はなわ/作曲:Jussi Nikula・Hank Solo・Tom Aeio/編曲:Jussi Nikula・arrow-

着うたは配信中(フルは5/1時点ではまだの模様)
https://recochoku.jp/search/Srch?fkw=&tgt=mid&o=0&ftgt=mid&ext=1&mid=0%3A21793106%2C
CDは2013/5/15発売、全3形態